作詞家、小説家、演出家のなかにし礼さんをお迎えしました。
「志は千里にあり」
こちらは武将でありながら詩人でもあった魏王、曹操の言葉。
若々しい心は失わないという意味が含まれているこの言葉が効いてきたのは60歳を過ぎた頃。残りの人生をどう生きて、どう終えたいのかを明確にしなければと思い始めたそうです。
おととし、食道がんであることを公表され、病と向き合う日々にも挑戦なさったなかにしさん。病気の時、一番の支えになったのは古典文学の中の言葉だったと語ってらっしゃいました。
来週は、なかにしさんの眠りへのこだわりについてお話を伺います。