睡眠ラボ

エアウィーヴの研究開発に関する取り組みと研究結果などをご紹介します。

寝具で深部体温を下げ、
質の良い睡眠を。

医学博士
日本睡眠学会睡眠医療認定医
Journal Sleep編集委員
「スタンフォード式 最高の睡眠」(サンマーク出版) 著者
一般社団法人 良質睡眠研究機構(iSSS) 代表理事

西野精治 isssのlogoマーク

睡眠は質が重要

現代社会では、睡眠不足の人が年々増加しています。また、睡眠に問題を抱えている人は非常に多く、一時的な不眠症に陥っている人は約5割、慢性的な不眠症では約3割いるとされています。
そのような睡眠時間を十分に取れない状況で重要となってくるのが睡眠の質です。睡眠には疲れを取るだけでなく、その日に覚えたことを脳に記録する役割があります。質の良い睡眠を取ると身体や脳の疲れが取れ、勉強や仕事の効率もグンとアップします。反対に質の良い睡眠が十分に取れないと、強い眠気に襲われたり、集中力が低下するなど、翌日の作業効率に影響が出るだけでなく、せっかく学習したこともしっかりと定着しなくなってしまいます。

寝具も睡眠の質を決める重要な要素

睡眠の質に影響するのは体調だけではありません。寝室の環境(明るさ・静かさ・温度湿度など)や寝具も、とても重要な要素なのです。「寝具と睡眠の質の関係」について、これまで科学的に実証されたデータはほとんどありませんでした。私も最初は寝具によって睡眠の質に一定の影響が出るとは考えていませんでした。寝具には個々の好みがあり、これがよいといっても、他の人に当てはまるとは思えなかったからです。しかし、最近の研究により、寝具が睡眠の質に大きく関わっていることが分かってきました。

深部体温の低下が質の良い睡眠のカギ

人は眠るとき手足の温度(皮膚温)が高くなり、そこから熱を放散し、体内部の温度(深部体温)が下がります。通常深部体温は皮膚温より2℃くらい高いですが、その差が小さくなったとき、身体は眠りやすい状態になるのです。例えば、赤ん坊が眠いときに、顔が赤くなったり、手があたたかくなるのはこのためです。質の良い睡眠を得るためには、眠りに入る時に体温がスムースに下がることが重要で、そのためには体温の上げ下げがカギとなるのです。(図1)

(図1)

今回、寝具による睡眠の質を比較するために、反発力の弱い柔らかなマットレスと、反発力が高く通気性の良いマットレスパッド「エアウィーヴ」を使用して、睡眠脳波と深部体温を測りました。(図2)
2種類のマットレスの深部体温の変化をみると、反発力の弱い柔らかなマットレスでは、深部体温はやや上がってしまい、自然な眠りを生む体温変化が得られませんでした。
一方、エアウィーヴは、眠りに入った直後から、深部体温がスムースに下がり、低反発のマット使用時にくらべ有意に低い体温が4時間持続しました。また、深部体温の低下とともに入眠初期に深い睡眠がより多く出現しました。同じ長さの睡眠の中で、深い睡眠の量が増えたということは、より質の良い睡眠が取れているということです。
さらに、この時の自律神経機能を判定したところ、身体がリラックスしている時に働く副交感神経が優位になっていました。つまり、休息の睡眠が起こっていたことを意味しています。

(図2)

より詳しく学びたい方はこちら

2015 米国睡眠学会(SLEEP2015)での発表ポスター

PDFファイルをダウンロード

2014 米国睡眠学会(SLEEP2014)での発表ポスター

PDFファイルをダウンロード

2013 米国睡眠学会(SLEEP2013)での発表ポスター

PDFファイルをダウンロード
< 他のコラムを読む
エアウィーヴ
公式アカウント

睡眠ラボ

エアウィーヴの研究開発に関する
取り組みと研究結果などをご紹介します。

他のコラムを見る

寝具で深部体温を下げ、
質の良い睡眠を。

医学博士
日本睡眠学会睡眠医療認定医
Journal Sleep編集委員
「スタンフォード式 最高の睡眠」(サンマーク出版) 著者
一般社団法人 良質睡眠研究機構(iSSS) 代表理事

西野精治

isssのlogoマーク

睡眠が重要

現代社会では、睡眠不足の人が年々増加しています。
また、睡眠に問題を抱えている人は非常に多く、一時的な不眠症に陥っている人は約5割、慢性的な不眠症では約3割いるとされています。
そのような睡眠時間を十分に取れない状況で重要となってくるのが睡眠の質です。
睡眠には疲れを取るだけでなく、その日に覚えたことを脳に記録する役割があります。質の良い睡眠を取ると身体や脳の疲れが取れ、勉強や仕事の効率もグンとアップします。
反対に質の良い睡眠が十分に取れないと、強い眠気に襲われたり、集中力が低下するなど、翌日の作業効率に影響が出るだけでなく、せっかく学習したこともしっかりと定着しなくなってしまいます。

寝具睡眠の質を決める重要な要素

睡眠の質に影響するのは体調だけではありません。
寝室の環境(明るさ・静かさ・温度湿度など)や寝具も、とても重要な要素なのです。
「寝具と睡眠の質の関係」について、これまで科学的に実証されたデータはほとんどありませんでした。私も最初は寝具によって睡眠の質に一定の影響が出るとは考えていませんでした。寝具には個々の好みがあり、これがよいといっても、他の人に当てはまるとは思えなかったからです。
しかし、最近の研究により、寝具が睡眠の質に大きく関わっていることが分かってきました。

深部体温の低下が質の良い睡眠のカギ

人は眠るとき手足の温度(皮膚温)が高くなり、そこから熱を放散し、体内部の温度(深部体温)が下がります。
通常深部体温は皮膚温より2℃くらい高いですが、その差が小さくなったとき、身体は眠りやすい状態になるのです。
例えば、赤ん坊が眠いときに、顔が赤くなったり、手があたたかくなるのはこのためです。質の良い睡眠を得るためには、眠りに入る時に体温がスムースに下がることが重要で、そのためには体温の上げ下げがカギとなるのです。(図1)

今回、寝具による睡眠の質を比較するために、反発力の弱い柔らかなマットレスと、反発力が高く通気性の良いマットレスパッド「エアウィーヴ」を使用して、睡眠脳波と深部体温を測りました。(図2)
2種類のマットレスの深部体温の変化をみると、反発力の弱い柔らかなマットレスでは、深部体温はやや上がってしまい、自然な眠りを生む体温変化が得られませんでした。

一方、エアウィーヴは、眠りに入った直後から、深部体温がスムースに下がり、低反発のマット使用時にくらべ有意に低い体温が4時間持続しました。また、深部体温の低下とともに入眠初期に深い睡眠がより多く出現しました。同じ長さの睡眠の中で、深い睡眠の量が増えたということは、より質の良い睡眠が取れているということです。
さらに、この時の自律神経機能を判定したところ、身体がリラックスしている時に働く副交感神経が優位になっていました。つまり、休息の睡眠が起こっていたことを意味しています。

睡眠の質を高めるマットレスパッド「エアウィーヴ」 HOME 睡眠ラボ 睡眠研究家コラム 寝具で深部体温を下げ、質の良い睡眠を。