睡眠コラム
引っ越し時マットレスを運ぶ方法は?業者に依頼する場合、自分で処分する場合も紹介

「引っ越しをするとき、マットレスはどう運ぶのだろう?」「自分でマットレスを運ぶにはどうすればよい?」このような疑問を持っていませんか?マットレスは大きいためどう運べばよいのか分からず、困っている人は多いでしょう。
この記事では、マットレスの運び方について解説します。また、マットレスが不要になった場合の処分方法についても紹介します。
引っ越し時にマットレスを運ぶ方法
引っ越し時にマットレスを運ぶ方法には、自分で運ぶか、業者に依頼するかの2種類があります。それぞれメリットとデメリットがあるため、自分にあった方法を選択しましょう。
業者に依頼する
マットレスだけでなく他の家具も運び込みたい人や、マットレス1点だけ運搬したいけれど車を運転できない人、クイーンサイズなど大型のマットレスをお持ちの人は業者に依頼しましょう。業者に依頼する場合、引っ越し屋さんなどに問い合わせ依頼する方法が一般的です。
自分で運搬するよりも費用はかかりますが、専門業者なのでスピーディな対応が期待できます。また、業者によっては梱包から設置まで行ってくれるため便利です。
業者に依頼する場合は、以下の手順にそって作業を進めましょう。
- 業者・プランを選定する
- 料金を確認する
【やること1】業者・プランを選定する
業者によっては、家具を1点から運搬してくれるサービスを用意しているところがあります。引っ越しの業者によってプランはさまざまなので、事前に調べておきましょう。
例えば、アートセッティングデリバリーが「家財おまかせ便」、アーク引越センターが「大物限定プラン」、赤帽ライジング・カーゴが「家具・家電の配送サービス」を展開しています。
なお、業者によって対応しているサイズが異なるため、マットレスのサイズを測り、対応可能かどうか確認しておきましょう。例えば、アートセッティングデリバリーの「家財おまかせ便」では、取り扱っているサイズを以下のように規定しています。
【やること2】料金を確認する
マットレス1点の運搬にかかる料金は、サイズや運搬距離によって規定されることが多いです。サイズが大きく、運搬距離が長いほど料金は高くなる傾向にあります。
そのため、事前に公式サイトにて料金を確認しておきましょう。例えば、アートセッティングデリバリーの「家財おまかせ便」の場合、以下の料金がかかります。
3辺合計350cmまで | |
---|---|
預かり先:東京都 届け先:神奈川県 |
17,070円 |
預かり先:東京都 届け先:大阪府 |
20,930円 |
3辺合計400cmまで | |
---|---|
預かり先:東京都 届け先:神奈川県 |
24,160円 |
預かり先:東京都 届け先:大阪府 |
28,500円 |
また、引っ越しでマットレスも運搬してもらう場合、引っ越し時期によって料金が変わります。繁忙期は高く、閑散期は安くなる傾向にあります。できるだけ費用を抑えたい場合は、閑散期に合わせて予約するのがおすすめです。
自分で運搬する
費用をできるだけ抑えたい人は、自分で運搬するのがおすすめです。やや手間がかかるものの、自分の都合がよい時間帯に運搬できるのが魅力です。自分でマットレスを運搬する場合は、以下の手順にそって作業を進めましょう。
- ・運搬用の車両・人員を確保する
- ・厳重にマットレスを梱包する
【やること1】運搬用の車両・人員を確保する
自分の車を使う場合は、マットレスが入るかどうか確認しましょう。自分の車を持っていない場合は、レンタカーで運搬することもできます。マットレスは長さが約2mあるため、後部座席を折りたたんだ状態でマットレスが入る、大きめの車をレンタルする必要があります。
また、マットレスを運搬するときは必ず他の人の手を借り、2人以上で運ぶようにしましょう。マットレスは重く、1人で運ぶと腰を痛める可能性があります。特に運搬経路に階段がある場合は危険です。周囲が見えづらく、ぶつかる可能性もあるため、必ず複数人で運びましょう。
【やること2】厳重にマットレスを梱包する
運搬する際は汚れや傷が付かないよう、マットレスをしっかり梱包しましょう。マットレスを梱包する際は、以下の3つのいずれかを使うと便利です。
- ・緩衝材
- ・大型ラップ
- ・使わなくなった毛布やシーツ
緩衝材とは、プチプチした素材のシートのことです。これをマットレスに巻きつけ、端をガムテープで留めましょう。大型ラップとはサイズが幅50cmなど、大きなものを包めるラップのことです。食品用のラップと似た素材ですが、素材が厚くて大きいのが特徴です。密着性が高いのでテープなしで巻くことができます。緩衝材も大型ラップも、ホームセンターやECサイトで購入できます。
また、使わなくなった毛布やシーツを利用するのも、手軽で簡単な方法です。ただし、雨の日に搬入する場合は、マットレスが濡れてしまうため注意が必要です。濡れるのを防ぐためにも、ビニールなどでくるんでから、毛布やシーツで包むとよいでしょう。
引っ越し時にマットレスを搬入・搬出する際の注意点
マットレスを運ぶ際は以下の2点に注意しましょう。これらは、基本的に業者に依頼する場合でも必要になるため、必ず確認してください。
- ・マットレスのサイズを測る
- ・運搬の経路を確認する
マットレスのサイズを測る
運搬する前に、マットレスのサイズは必ず測っておきましょう。マットレスのサイズが分からないと、車に積めなかったり、搬入できなかったりします。一般的なベッドのサイズは、以下の通りです。
セミダブル | 120×195cm |
---|---|
ダブル | 140×195cm |
クイーン | 160×195cm |
運搬の経路を確認する
搬入先までに、どのような経路を通るか確認しておきましょう。エレベーターの有無や廊下、玄関の幅を確認することでスピーディに搬入できます。安全に注意して、無理のない範囲で運搬しましょう。
引っ越し当日、運搬経路に障害物がある場合は事前にどかしておきます。階段がある場合はマットレスを横に、踊り場では縦にして運ぶとスムーズです。
運搬が難しい場合はマットレスの処分も。捨てる方法を4つ紹介
「サイズが大きくて運び込めない」「車や人員を確保できなかった」という場合などは、マットレスの処分を検討する必要があるかもしれません。以下では、主なマットレスの処分方法を4つ紹介します。
概要 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
粗大ゴミとして捨てる | 自治体の粗大ゴミとして廃棄する方法 | ・処分費用が比較的安価 | ・自治体によってはすぐに処分できない ・指定の処分先まで運ぶ場合がある |
売却する | フリマアプリやオークション、不用品買取業者に売却する方法 | ・収益が出る | ・すぐに買い手が見つかるとは限らない ・送料を負担する場合は収益と相殺されることがある ・マットレスの状態がよくないと売却が難しい |
譲渡する | 知人にゆずったり、掲示板サイトで希望者を募集して譲渡する方法 | ・個人間の取引のため手軽に利用できる ・自宅まで取りに来て貰える場合がある ・梱包や発送の手間が最小限に済む |
・すぐに買い手が見つかるとは限らない ・個人間の取引のためトラブルに注意が必要 |
不用品回収業者に依頼する | 不用品回収業者に依頼して処分してもらう方法 | ・依頼した当日に回収してもらえる場合がある ・マットレスを搬出してもらえる |
費用がやや高額 |
マットレスの運搬に関するよくある質問
ここからは、マットレスの運搬に関するよくある質問に回答します。
マットレスに圧縮袋は使える?
マットレスに圧縮袋は使えます。圧縮袋とは、マットレスなどの寝具の空気を抜いて圧縮し、容積を小さくする袋のことです。マットレスを圧縮することで、引っ越し時の持ち運びが楽になります。
しかし、圧縮袋が使えるのはウレタンでできたマットレスのみです。基本的に、コイルが使われたマットレスには、使用できないため注意しましょう。
マットレスカバーとはどんなもの?
マットレスカバーとは、マットレスを梱包する専用の資材のことです。ブルーシートを袋にしたような資材で、多くの引っ越し業者が用意しています。引っ越しの頻度が多い人は、持っておくと便利でしょう。
引越しを機にマットレスの買い替えを検討するのもひとつの手段
この記事では、マットレスの運び方について解説しました。マットレスは自分で運搬するほか、業者に依頼して運んでもらう方法もあります。費用を抑えたい人は自分で、安全かつスムーズに運びたい人は業者に依頼するのがおすすめです。
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