よい睡眠をとるためには、どのような寝具がよいのでしょうか?
さわり心地、素材、ブランドの知名度―これまで、寝具の選択は個々人の好みに委ねられ、よい睡眠がとれるのか、寝てみないとわかりませんでした。
(あるいは、寝てみても、よくわからないままでした。)
エアウィーヴは、この常識を変えたいという思いから始まりました。
科学的なデータに基づき、見た目や感覚にとらわれない本質を追求し続けること。この理念の下、著名な研究者や教育機関と提携し、「寝具と睡眠の質」「寝具と寝返りのしやすさ」「寝具と運動パフォーマンス」など、数々の研究を行ってきました。
「科学の力で、眠りの世界に品質を」―エアウィーヴは、最高の眠りを提供するため、今日も研究を続けています。
睡眠研究の歴史
2011-2012
寝具の違いは、睡眠の「質」に影響するのか?
異なる種類のマットレスによる睡眠の比較
睡眠の質は、寝具で変わる
質のよい睡眠をとるためには、体の内部の体温(深部体温)が十分に下がることが重要です。この研究では、エアウィーヴと一般的な低反発マットレスを使用したときの睡眠中の深部体温と「深い睡眠」の量を測り、比較しました。
入眠後の深部体温がスムーズに下がっている
エアウィーヴの方が、睡眠の初期段階において深部体温がスムーズに低下し、これに伴う深い睡眠の量の増加が確認できました。エアウィーヴの優れた通気性と反発特性(寝返りの打ちやすさ)が効果的な熱放散を促し、質のよい睡眠をもたらしたものと考えられます。
- 研究実施者
千葉 伸太郎 先生 - 医学博士 太田総合病院記念研究所太田睡眠科学センター所長/東京慈恵会医科大学客員教授/日本睡眠学会専門医/日本睡眠学会理事(副理事長)/一般社団法人 良質睡眠研究機構(iSSS) 専務理事
本研究は、2018年6月に米国の科学誌「PLOS-ONE」に掲載されました。寝具の違いが睡眠の質に影響を及ぼすことが、初めて科学的に実証されたということです。詳細を確認されたい方は、下記リンクをご覧ください。
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0197521
2015
寝具の違いで、寝返りのしやすさは変わるのか?
マットレスの違いによる寝返りの比較
睡眠を妨げない寝返りを
スムーズに寝返りを打てないと、より多くの筋力を使うことで脳が覚醒し、睡眠を妨げてしまいます。
2015年に早稲田大学名誉教授の内田直先生が行った研究では、エアウィーヴと一般的な低反発マットレスを使用して寝返り動作を行った際の筋肉の動きと体圧を測り、比較しました。
筋肉の動きが少なく、寝返りが打ちやすい
エアウィーヴの方が寝返り時の筋肉の動きが少なく、寝返りが打ちやすいことがわかりました。また、寝返り時にかかる体圧もエアウィーヴの方がより分散しており、優しく体を支えるマットレスであることが示されています。
- 研究実施者
内田 直 先生 - 医学博士/日本睡眠学会専門医/早稲田大学 名誉教授/東京医科歯科大学 医学部 非常勤講師/大宮「スリープ・メンタルヘルス総合ケア すなおクリニック」院長
2014-2016
寝具の違いは運動パフォーマンスに影響するのか?
睡眠後の運動パフォーマンスを比較
パフォーマンスの改善が実証される
「寝具の違いが睡眠の質に影響するとして、それはどれほどパフォーマンスに影響するのか?」 - その問に答えるため、エアウィーヴはある実験を行いました。場所は、錦織圭選手(テニス)をはじめ、数々のトップアスリートを輩出してきた米・フロリダ州にあるアスリート養成校「IMGアカデミー」。エアウィーヴは同校の学生寮に500枚のマットレスパッドを導入し、異なる寝具を使用して睡眠をとった後の生徒の運動能力を比較しました。
運動パフォーマンスが向上
測定した3種目全てでエアウィーヴの方が一般的なマットレスより数値に改善の傾向がみられ、特にスタードリルについては、エアウィーヴ使用後の方が、有意にタイムが改善していることが確認できました。
※より詳しい研究内容・結果をご確認されたい方は、下記をご覧ください。
高反発マットレストッパーが若年者の運動パフォーマンスに及ぼす影響についての評価(第2報)
https://airweave.jp/pdf/labo/nishino2016.pdf