サステナブルな社会の

実現を目指して

マットレスの
廃棄問題解決への取り組み

創業以来、良質な睡眠を届けることをミッションにしてきたエアウィーヴ、
寝具(マットレス)のゴミ問題解決にも取り組んでいます。

寝具(マットレス)業界と
ゴミ問題

現在の生産・消費社会において、深刻化しているゴミ問題。
スプリングやウレタンでできたマットレスは、粗大ゴミとして廃棄する必要があり、処分に最もコストがかかる製品の一つと言われています。

リサイクル率の比較:自動車99%・家電80%・寝具2%以下

リサイクル関連規制により、多くの製品で高いリサイクル率が実現される一方で、寝具には規制がなく、マットレスのほとんどがリサイクルされずに処分されてきました。 エアウィーヴの製品は、全てリユース、リサイクルが可能な素材でつくられています。
マットレスの処分に伴うゴミ問題解決に向け、エアウィーヴは様々な取り組みを進めていきます。

エアウィーヴの取り組みについて

エアウィーヴは創業当初から全てリユース、リサイクルが可能な素材を使い、環境へ配慮したモノづくりを行ってきました。今後は“生
分解性素材の活用”などの取り組みを通して、サステナブルな社会の実現を目指します。
  • STEP
    01

    リユース

    (Reuse/製品の再使用)

    エアウィーヴの寝具は、ポリエチレンを素材としたエアファイバー®でできています。カバーは取り外すことができ、カバーとパッドは洗濯機で、エアファイバー®️は水洗いが可能。そのまま使いまわすことには少し抵抗のある一度使用した寝具も、分解、洗浄することで清潔にリユースできます。
    エアウィーヴは東京2020大会の選手村に18000床の寝具を提供。大会後はリユースとして、自治体や公共性の高い機関へ寄贈しました。大会終了後の再利用を通じて、東京2020大会の目標であった「持続可能な社会 の実現」に貢献しました。

    国立青少年教育振興機構に寄贈したマットレス

    国立青少年教育振興機構

    東京2020大会終了後、選手村で使用したマットレス約10000床を寄贈。全国各地の拠点にて活用いただいています。東京代々木にある「国立オリンピック記念青少年総合センター」は「東京1964大会の選手村」として使用。東京2020大会レガシーの一部は東京1964のレガシーとともに後世へと引き継がれます。

    西大和学園(外観)

    西大和学園

    東京2020大会終了後、選手村で使用したマットレス約200床を西大和学園に寄贈。毎年、東京大学・京都大学などの最難関大学に多くの卒業生を輩出している奈良の西大和学園の生徒の睡眠を支えます。

  • 02

    リサイクル

    (Recycle/原料の再生利用)

    エアウィーヴの寝具は、カバーは古布回収してリサイクル、中材のエアファイバー®は洗浄、破砕、溶解を経て、再びプラスチック素材としてリサイクルが可能。これらの取り組みは創業当初から行われ、これまでは商品の梱包材等にリサイクルされてきました。
    2022年からは、使用済の寝具を回収して再びマットレスへ製品化する「水平リサイクル」への取り組みを始めました。

    STEP
    JAL国際線ビジネスクラス(機内)

    JAL国際線 ビジネスクラス

    2013年に国際線ビジネスにエアウィーヴのマットレスパッドを(8200枚)導入。2022年、商品の入れ替えのタイミングで、旧製品はすべてエアウィーヴが回収、再び製品化して提供する、水平リサイクルを実施しました。これまでよりも厚みのある仕様で、より快適にお過ごしいただけるようになりました。

  • 03

    生分解性素材の活用

    (Biodegrade)

    土に埋めることで水と二酸化炭素に分解され、自然環境に還る、生分解性素材。エアウィーヴは長年研究開発を重ね、生分解性エアファイバー®を開発しました。生分解性素材の活用により、廃棄の際にもゴミを一切出さない、人にも環境にも優しい寝具の開発を進めています。

    STEP
    クルーズトレイン「ななつ星in九州」

    クルーズトレイン「ななつ星in九州」

    2014年より、JR九州が運行するクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」で、2部屋限定の「デラックススイート」にエアウィーヴのマットレスパッドが採用されています。入替に伴い、昨年秋より生分解性素材を使用したマットレスパッドが使用されています。特別な列車の旅に快適な睡眠環境を提供します。

公式オンラインストアは
こちら