睡眠コラム
自分に合うマットレスの選び方とは?失敗しないポイントとおすすめ商品も

「マットレスの選び方がわからない」と悩んでいませんか?
マットレス選びを間違えると睡眠の質が下がり、肩こりや腰痛の原因になることもあります。
睡眠の質を左右するマットレスは、自分に合ったものを選ぶことが重要です。
本記事では、あなたに合うマットレスの選び方を紹介します。
選び方を知っても迷ってしまう人に向けて、おすすめのマットレスも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
身体に合ったマットレスの選び方4選
身体に合ったマットレスを選ぶポイントは以下の4つです。
- ・サイズ
- ・硬さ
- ・厚さ
- ・素材
上記を意識すれば、自分の身体や生活スタイルに合うマットレスを選びやすくなります。それぞれ見ていきましょう。
サイズ
マットレス選びでは、まずサイズに注目しましょう。大柄の人や、一緒に寝る家族がいる場合、サイズ選びはとくに重要です。
マットレスの幅が狭いと寝返りがうまくできず、身体に負担がかかったり眠りが浅くなったりして、疲れを充分にとることができません。
大きさの区分にはシングルやダブル、キングなどがあります。詳細なサイズはメーカーによって異なる場合がありますが、一般的なマットレスのサイズは以下のとおりです。
長さ(cm) | 幅(cm) | シングル |
195 |
97 |
---|---|---|
セミダブル |
195 |
120 |
ダブル |
195 |
140 |
クイーン |
195 |
160 |
キング |
195 |
180 |
ひとりで使うならシングルからセミダブルが基準です。体型がしっかりしている人はゆったりと寝返りを打てるよう、セミダブルにするとよいでしょう。
ふたりで使う場合は、ダブル以上だとパートナーと身体がぶつかりにくく快適です。
硬さ
マットレス選びでは硬さも重要です。
マットレスの硬さは、体型や体重によって合うものが変わります。
体型がしっかりしていて体重が重めの人には硬めのマットレス、体重が軽めのやせ型の人には柔らかめのマットレスがおすすめです。
マットレスが硬すぎると腰が浮いて、身体の一部分に負担が集中します。逆に柔らかすぎると体が沈み込みすぎ、寝返りがしにくくなります。どちらも身体に負担がかかるため、自分の体重を支えるのにちょうどよい硬さのマットレスを選びましょう。
理想は、背骨の自然なS字カーブを保ちながら、身体にかかる圧力が1か所に集中しない硬さです。
自分に合う硬さのマットレスなら、長時間寝ていても肩や腰に負担がかかりにくくなります。
厚さ
マットレスの厚さを選ぶときは、寝心地の良さと扱いやすさのバランスがポイントです。
薄めのマットレスは、軽くて移動やお手入れが比較的簡単で、収納にも便利です。
ただし、マットレスの種類や使用する人の体重によっては、床やベッドフレームの硬さが身体に伝わり、痛みの原因になることもあります。
一方、厚めのマットレスは、そうした硬さを感じにくく、快適に眠れるのがメリットです。ただし重さがあるため、扱いやすさではやや劣ります。
使い方や重視したいポイントに応じて、自分に適した厚さを選びましょう。
素材
素材によって特徴があるため、マットレス選びの際は素材にも注目しましょう。
主な素材と特徴を以下の表にまとめました。
素材 | 主な特徴 | 注意点 | 向いている人 |
---|---|---|---|
ファイバー |
|
|
|
ウレタンフォーム |
|
|
|
スプリング |
|
|
|
ラテックス |
|
|
|
マットレスを選ぶ際は、自分が重視するポイントをはっきりさせると、適切な素材を選べるようになります。ここからはそれぞれの素材を詳しく見ていきましょう。
▼マットレスは素材によって寿命が変わります。マットレスの寿命について解説している記事も、あわせて参考にしてみてください。

ベッドマットレスの寿命は何年?交換目安や長持ちさせるコツや買い替え時期は?
マットレスの平均寿命や買い替えサイン、素材ごとの耐用年数まで徹底解説。知らずに使い続けていませんか?
https://airweave.jp/blogs/column/column-mattress-lifespan.html
ファイバー
ファイバーのマットレスは、湿気がこもりにくく通気性に優れているため、寝汗をかきやすい方や、マットレスの湿気が気になる方におすすめです。
また、ファイバーは高い反発力を持ち、寝返りもサポートしてくれます。さらに、水洗いが可能なため、カビやダニの発生を防ぎやすく、衛生的に使えるのも魅力です。
清潔さを保ちたいご家庭はもちろん、ペットやお子さまと一緒に使いたい人にも適したマットレスといえるでしょう。
ただし、ファイバーは熱に弱い性質があります。布団乾燥機や湯たんぽ、高温の直射日光などには注意が必要です。
エアウィーヴはファイバーに特化したブランドです。すべてのマットレスに独自開発したエアファイバー®を使用しています。
さまざまな特長のマットレスを取り揃えていますので、ファイバーのマットレスをお探しの方は、以下のベッドマットレス紹介ページをご覧ください。
ウレタンフォーム
ウレタンフォームは、石油を発泡させて作られた素材です。柔らかい低反発タイプから、しっかり弾力のある高反発タイプまで、硬さのバリエーションが豊富です。
ただしウレタンフォームは水に弱く、ほとんどの製品は中材の水洗いができません。
高温多湿の環境では、ウレタンが劣化する傾向があり、長く快適に使うには注意が必要です。
▼ウレタンマットレスについて解説している記事もあわせて参考にしてみてください。

ウレタンマットレスとは?|高反発・低反発の違い、通気性や耐久性についても解説
「ウレタンマットレスとはどんな素材?」「ウレタンマットレスのメリット・デメリットは?」と疑問を持っていませんか?この記事では、ウレタンマットレスの特徴について解説します。
https://airweave.jp/blogs/column/column-mattress-urethane.html
スプリング
スプリングのマットレスは、内部の金属製コイルで身体を支える構造で、通気性と耐久性に優れています。
空気が通りやすく湿気がこもりにくいため、夏場でも比較的快適に過ごせます。コイルがしっかりと反発力を発揮するため、寝返りしやすく安定感があるのが特徴です。
注意点としては、重量があり、移動やお手入れの際に手間がかかることがあげられます。引っ越しの予定があるなど、マットレスを移動させる可能性が高い場合は避けたほうがよいかもしれません。
スプリングのマットレスには、主にボンネルコイルとポケットコイルの2種類があります。
ボンネルコイルはコイル同士が連結しており、面で体を支える構造です。しっかりとした寝心地が特徴で、体重をコイル全体で広く受け止めるタイプです。
一方、ポケットコイルは点で支えるつくりになっており、独立したコイルが体の凹凸に応じて沈みます。コイルが独立しているため、隣で寝ている人の動きも伝わりにくく、ふたりで寝てもそれぞれ快適です。
スプリングマットレスを検討する際は構造にも注目してみてください。
ラテックス
ラテックスのマットレスは、天然ゴムまたは合成ゴムから作られており、独特の反発力と柔らかさが特徴です。身体にやさしくフィットしながらも、しっかり反発して支えてくれるため、身体の重みを充分に分散させることができます。
一方で、通気性が悪く、熱がこもりやすい傾向があります。また、ラテックスはゴム由来の素材であるため、ゴムアレルギーを持っている人は使用できません。
マットレスを選ぶ際は機能性にも注目しよう
マットレスを選ぶときはサイズや硬さなどだけでなく、日々使い続けるうえでの機能性も重要です。
マットレスの主な機能を以下の表にまとめました。
機能 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
水洗い可能 |
|
|
両面使える |
|
|
折りたたみ可能 |
|
|
抗菌、防臭、防ダニ |
|
|
吸湿性、放湿性 |
|
|
クール素材 |
|
|
マットレスの機能は、メーカーや製品によって異なります。
機能性にこだわりたい場合は、どのような特徴があるのか細かくチェックするのがおすすめです。
マットレスのNGな選び方3選
ここでは、多くの人がやりがちな3つのNGな選び方を紹介します。
- ・実際に寝心地を試さずに購入する
- ・価格だけでマットレスを選ぶ
- ・ライフスタイルの変化を考慮しない
間違った方法でマットレスを選ぶと、使い心地の悪さやストレスにつながります。マットレス選びで避けるべきポイントを、先に押さえておくと安心です。
実際に寝心地を試さずに購入する
マットレス選びでよくある失敗のひとつが、寝心地を試さずにスペックだけで購入するケースです。
レビューや評価がよくても、自分の身体には合わない場合があります。自分の身体が無理なく支えられるかを確認するには、実店舗で実際に寝てみるのが理想です。
オンラインで購入する場合でも、お試し期間や返品保証がある製品を選べば、自宅でじっくり体感しながら判断できます。
価格だけでマットレスを選ぶ
マットレス選びでしてしまいがちな失敗の2つ目は、価格だけで決めてしまうケースです。
高価だからといって必ずしも自分に合っているとは限りません。逆に安さを優先しすぎると耐久性に不満を感じる可能性があります。
自分に必要な機能を確認しないまま選ぶと、重くて動かせなかったり、すぐにへたってしまったりと後悔しがちです。
外せない条件を満たす製品の中で価格を比べると、満足度の高い選び方ができるでしょう。
ライフスタイルの変化を考慮しない
マットレス選びの3つ目の落とし穴は、ライフスタイルの変化を考慮せずに選ぶことです。
購入時の暮らしにだけ目を向けて選ぶと、あとから使いにくく感じる場面が出てくることもあります。
たとえば、搬入や搬出が困難になりやすい大きなマットレスは、エレベーターのない建物や廊下が狭い住宅に引っ越した場合、部屋に入らないケースもあります。
また、子どもが生まれた後にベッドからの転落が不安になったり、川の字で寝たいのにサイズが合わなかったりするケースもあるでしょう。
引っ越しや家族構成の変化が見込まれる場合は、その点も考慮しておくと安心です。
今だけでなく、未来の暮らしをイメージしてマットレスを選ぶのが、後悔しない秘訣です。
選び方に迷う人のためのおすすめマットレス3選
自分の生活スタイルや優先したいポイントに合わせて、マットレスを選ぶのがおすすめです。しかし実際にはさまざまなマットレスがあり、迷ってしまう人もいるでしょう。
ここでは特長の異なるエアウィーヴのマットレス3枚を以下の表にまとめました。
モデル名 | 厚さ (中材:エアファイバー®) |
重さ | 硬さ | 主な特徴 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|---|
エアウィーヴ スマート Z01 |
約9 cm(約8 cm) |
約9 kg |
均一 |
|
|
エアウィーヴ ベッドマットレス S01 |
約18 cm(約15 cm) |
約17 kg |
均一 |
|
|
エアウィーヴ ベッドマットレス S04 |
約25 cm(約20 cm) |
約22.5kg |
肩・腰・脚で異なる |
|
|
※体圧分散性:マットレスにかかる身体の圧力を全体に分散させること
エアウィーヴのマットレスには中材に独自開発のエアファイバー®を採用しています。水洗いできて通気性が高いため、清潔に長く使えるのが特長です。
ここからはそれぞれのマットレスの特長を見ていきましょう。
エアウィーヴ スマート Z01
「エアウィーヴ スマート Z01」は、扱いやすさと清潔の保ちやすさを両立したマットレスです。床に直接敷いて使いたい人や、日々のお手入れを簡単にしたい人におすすめです。
厚さ約8cmのエアファイバー®が全身をしっかり支えてくれるため、敷き布団のように1枚で使っても快適な寝心地を感じられます。
また三つ折りにできるので移動も楽です。使わないときや起床後には、軽く折って立て掛けておくと簡単に湿気を取り除けます。
購入したお客様からは以下のレビューをいただいています。
性別:女性 お手入れが簡単で清潔が保てるのに、流石の寝心地で大変満足です。 また三つ折りが出来るので簡単に立てて置けるので、湿気がたまる事もなく、いつでもサラサラの使用感です。 長雨の梅雨時期も快適でした。 |
性別:女性 慢性の腰痛もちで寝返りをうつのも辛かったのですが、このマットで寝ると硬いおかげで腰に負担がかかることがなくとても楽に寝返りができて嬉しくてゴロゴロ転がってます。 |
購入したお客様からは、扱いやすさに加え、身体への負担が軽減されたとのコメントをいただいています。
エアウィーヴ ベッドマットレス S01
「エアウィーヴ ベッドマットレス S01」は、エアウィーヴならではの寝心地を比較的手頃な価格で体感できる入門モデルで、はじめてエアウィーヴを試す方にもおすすめです。
エアファイバー®素材の高い復元性と体圧分散性により、体が沈み込みすぎず、寝返りがしやすい特長があります。
中材の硬さは均一で、しっかりとした寝心地を求める人に適しています。
購入したお客様からは以下のレビューをいただいています。
性別:女性 2人で寝ています。夜中にベットの揺れで起こされることはありません。朝までぐっすり眠れます。 腰痛持ちですが、朝起きた時の腰の感じはとても良くスッと起きることができます。 硬さが丁度良いです。固すぎず、柔らかすぎず。夜中に腰の痛さで目が覚めて寝返りする事がなくなりました。 寝たらすぐに朝が来ることがとても嬉しいです。 |
性別:女性 主人の為に購入しました。試しにエアウィーヴの枕を購入して良かったので思い切ってマットレスを購入。 腰が痛くなり今までも色々試してみましたがイマイチでしたが、このマットレスは寝やすく朝まで寝れるようになったので気に入ってます。 機会があれば私も自分のを購入しようかと思ってます。 |
「エアウィーヴ ベッドマットレス S01」は腰痛にお悩みのお客様からも多く選ばれています。
エアウィーヴ ベッドマットレス S04
「エアウィーヴ ベッドマットレス S04」は、自分の体形や寝る姿勢に合わせて、硬さを細かく調整したい人向けのモデルです。
特長は肩・腰・脚の3ブロック構造と、マットレスの表裏で硬さが異なる設計です。中材の組み合わせを変えることで、好みに応じた寝心地に調整できます。
横向きの寝姿勢を安定させたい人は肩の部分を柔らかめに、腰回りをしっかり支えてほしい人は腰の部分を硬めにするのがおすすめです。
購入したお客様からは以下のレビューをいただいています。
性別:男性 ぐっすり眠れるようになりました。腰が痛くなることも無く、目覚めが良くなりました。 |
性別:女性 日を重ねるごとに購入した事が大正解!とニヤけてしまいます(^^)夫とケンカして別々に寝たい日もこのベッドの寝心地に負け、ケンカは一旦休憩します(^^) |
身体全体がしっかり支えられる感覚や寝心地が高く評価されています。
マットレスの選び方を押さえて睡眠の質を高めよう!
マットレスの選び方を間違えると、価格の高いマットレスであっても後悔する可能性があります。サイズや硬さ、厚さ、素材に加え、機能性や価格などを総合的に検討し、自分に合ったマットレスを選ぶのが重要です。
自分に合ったマットレスを選ぶには、実際に寝心地を確かめるのがおすすめです。
店舗で実際に寝てみたり、返品保証のある製品を試してみたりするのがよいでしょう。