睡眠コラム

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マットレスに布団乾燥機は使える?素材別の可否と使い方、注意点を解説

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湿気や臭い対策として、羽毛布団に布団乾燥機を使っている人は多いのではないでしょうか?しかし、マットレスも同じように布団乾燥機を使えるのか、気になる人もいるでしょう。

この記事では、マットレスに布団乾燥機は使えるか解説します。また、マットレスに布団乾燥機を使う方法や注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。


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布団乾燥機の効果・機能

そもそも布団乾燥機には、どのような効果があるのでしょうか?布団乾燥機には、主に以下の効果が期待できます。

  • ・湿気を除去する
  • ・布団を温める
  • ・ダニ対策をする

布団乾燥機はその名の通り、布団を乾燥させる機械です。布団の湿気を取ることで、カラッと乾いた状態にすることができます。梅雨の季節で布団がジメジメしていても、布団乾燥機を使えば快適に眠ることができるでしょう。

また、布団乾燥機を使うと、短時間で布団を温めることができます。冬でも温かい布団で寝られるため、入眠しやすい環境に整えることが可能です。

なお、布団乾燥機のなかには、ダニ対策できるものもあります。「ダニ対策モード」で布団を高温にすることで、ダニの除去に効果を発揮します。

布団乾燥機が使えるマットレス素材

マットレスは熱に弱いものが多く、素材によっては布団乾燥機が使えない場合があります。布団乾燥機が使えるマットレスの素材には、以下があります。

  • ・ウレタン
  • ・コイル
  • ・ラテックス

ウレタン

ウレタンのマットレスには「ウレタンフォーム」というスポンジが入っています。基本的に布団乾燥機が使えるものが多いです。

しかし、高温にあまり強くない製品が多く、40度ほどの低温までであれば、使用可能な場合が多いです。ただし、長時間ウレタンのマットレスに熱を当て続けると、寝心地が変わる可能性があります。

コイル

コイルのマットレスとは、マットレスの内部に螺旋状になったコイルが入っているマットレスを指します。コイルのマットレスは「スプリングマットレス」と呼ばれることもあります。

コイルのマットレスも、布団乾燥機の使用が可能な場合が多いです。コイルのマットレス内部には、ウレタンフォームが入っていることが多いため、基本的にウレタン素材と注意点は同じです。40度ほどの低温までであれば、使用可の商品が多い傾向にあります。

ただし、ダニ対策で布団乾燥機を使う場合、コイルマットレスの内部まで熱が届かないことがあるため注意しましょう。

ラテックス

ラテックスのマットレスとは、ゴムの樹液から作られたマットレスを指します。ゴムのようにやわらかい質感で、ほどよい弾力があるのが特徴です。

ラテックス素材のマットレスも、布団乾燥機を使えることが多いです。ラテックスは比較的熱に強いため、60度の高温に対応している製品もあります。

布団乾燥機が使えないマットレス素材

布団乾燥機が使えないマットレスの素材には、ファイバーが挙げられます。ファイバーマットレスとは、ポリエチレンやポリエステルなどの繊維素材でできたマットレスのことです。

多くのファイバーマットレスは熱に弱いため、布団乾燥機を使うことができません。繊維が溶けることで損傷や変形する場合があります。ファイバーマットレスに布団乾燥機をかける前に、使用可否を確認しましょう。

マットレスに布団乾燥機を使う方法

布団乾燥機の基本的な使用方法は、以下の通りです。


  1. 1.マットレスと掛け布団の間にノズルを入れる
  2. 2.マットレスの表面を掃除する

    1. なお、商品によって使用方法が異なるため、布団乾燥機を使う前に、該当製品の取扱説明書に目を通してください。

      マットレスと掛け布団の間にノズルを入れる

      まずは、マットレスの上に布団乾燥機のノズルを置きます。商品によっては、マットや送風口のみが付いている場合があります。その上に掛け布団をかけ、布団乾燥機のスイッチを入れましょう。

      マットレスと掛け布団の間にノズルを入れることで、布団乾燥機が発する熱が逃げにくくなり、乾燥効果が高まります。

      マットレスの表面を掃除する

      布団乾燥機を使った後は、ノズルを布団から取り出します。なお、使用直後のノズルは高温になっているため、火傷しないよう、直接触らないようにしましょう。

      布団乾燥機を片付けたら、マットレスの表面を掃除します。掃除機や布団クリーナーを使い、ダニの死骸やほこりを取り除いてください。残っているとアレルギーの原因になるため、必ず掃除しましょう。

      また、布団乾燥機は定期的にお手入れする必要があります。使い続けると、フィルターが詰まって、本来の効果を発揮できない可能性があるためです。月1回を目安に、使用後は掃除機などを使い、ほこりを取り除きましょう。

      マットレスに布団乾燥機を使う際の注意点

      マットレスに布団乾燥機を使う際の注意点は、以下の通りです。


      • ・製品の規定時間・温度・頻度を守る
      • ・カバーを外して使用する

      製品の規定時間・温度・頻度を守る

      製品によって布団乾燥機が使える時間や温度、頻度が異なります。必ず公式サイトや取扱説明書を確認しましょう。なお、一般的に布団乾燥機は週に1度の使用が一般的です。梅雨時期の湿気対策なら1日1回、ダニ対策なら1日2回が理想とされています。

      カバーを外して使用する

      マットレスにカバーが付いている場合は、外してから布団乾燥機を使用しましょう。マットレスカバーの素材によっては、布団乾燥機の熱で縮んでしまうことがあるためです。

      特にコットンやリネンなどの天然素材は、縮みやすい傾向にあります。そのため、少し手間がかかりますが、マットレスからカバーを外してから布団乾燥機を使う方が安全でしょう。

      布団乾燥機が使えない場合は?シーン別に代替手段を紹介

      「取扱説明書を見たら布団乾燥機が使えなかった」という場合はどうすればよいのでしょうか?ここからはシーン別に、布団乾燥機が使えない場合の代替手段を解説します。

      マットレスを乾燥させたい場合

      マットレスを乾燥させたいときは、以下の方法を試してみてください。


      • ・風通しのよい場所で立て掛けて陰干しする
      • ・扇風機などを使う


      マットレスの湿気を取りたいときは、風通しのよい場所で自然乾燥をさせるのが有効です。天日干しをするとマットレスが劣化するため、日陰に置いておきましょう。もし、マットレスの移動が難しい場合は、扇風機をマットレスに当てて乾かすとよいでしょう。

      また、ジュースなどをこぼしてマットレスを濡らしてしまった場合、まずは濡れたタオルで汚れを取り除いてください。その後、乾いたタオルで水分を取り除いて、乾燥させて使うようにしましょう。

      マットレスの臭いを取りたい場合

      寝汗や皮脂などが原因で臭いが発生している場合は、重曹、消臭スプレーを使って臭いを取ります。

      重曹で臭いを取りたい場合、重曹をマットレスに振りかけ、数時間から丸1日そのまま放置します。その後、重曹を掃除機で吸い取りましょう。

      マットレスのカビ・ダニ予防をしたい場合

      マットレスのカビ・ダニ予防をしたい場合、以下の方法が効果的です。


      • ・定期的に風通しのよい場所に立て掛ける
      • ・除湿シートを使う
      • ・防ダニシーツを使う


      マットレスに風を通すことで、湿気が放出されてカビ・ダニ予防に効果を発揮します。

      また、除湿シートを使うのも有効です。除湿シートとは、その名前の通り湿気を吸収してくれるシートを指します。マットレスの下に敷くことで、湿気を溜まりにくくしてくれます。

      防ダニシーツとは、ダニを寄せ付けないシーツのことです。防水加工やダニが嫌う薬剤が使われたものがあります。ダニの侵入や増殖を防げます。

      マットレスのダニを駆除したい場合

      マットレスのダニを駆除したい場合は、スプレータイプのダニ駆除剤やダニとりシートを使いましょう。ダニ駆除剤には「殺虫するタイプ」と「予防するタイプ」の2種類があります。すでに存在するダニを駆除するためには「殺虫するタイプ」を選んでください。

      ダニ取りシートとは、ダニをおびき寄せて、シートのなかにある粘着物質で捕まえる製品です。置くだけで手軽に使えるのが魅力で、ダニが集まったらシートごと捨てることができます。



      マットレスを温めたい場合

      マットレスを温めたい場合は、湯たんぽや電気毛布を使用しましょう。湯たんぽはお湯や電子レンジで温めて使用します。サイズが小さいため、足元を温めたいという人におすすめです。

      布団全体を温めたい場合は、電気毛布を選びましょう。スイッチを入れると毛布が発熱して、布団のなかを温めてくれます。暑さで寝苦しくなるのを防ぐため、充分温まったら眠る前に電気毛布のスイッチを切るようにしましょう。

      マットレスに布団乾燥機は使える?素材別の注意点と正しい使い方

      この記事では、マットレスに布団乾燥機は使えるか解説しました。マットレスに布団乾燥機が使えるかは、素材によって異なります。事前に商品の使い方に目を通して、布団乾燥機の使用可否を確認しましょう。

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