睡眠コラム
マットレスとはどんな寝具?敷布団との違いやおすすめの選び方を解説

寝具の買い換えを検討していてマットレスが気になる人は多いのではないでしょうか?また、マットレスと敷布団の違いについて、知りたい人も多いでしょう。マットレスと敷布団は、どちらも快適な睡眠環境を整えるのに欠かせないアイテムですが、それぞれメリットとデメリットがあります。
この記事では、マットレスとはどんな寝具なのかを解説します。自分に合ったマットレスの選び方も紹介するので、参考にしてください。
マットレスとは
マットレスとは、ベッドフレームや床の上に置いて使う寝具のことです。厚みがあるため、寝心地が良く、快適な睡眠をサポートします。
マットレスと敷布団の違い
マットレスと敷布団について、どちらも身体の下に敷いて使う点は共通しています。しかし、厚みと素材、使い方の3点に違いがあります。マットレスは敷布団よりも厚みがあります。そのため、横たわったときに床に当たる感覚が少ない傾向にあります。
また、マットレスはコイルやウレタンなどでできていますが、敷布団は綿やポリエステルなどの素材が採用されることが多いです。
さらに、マットレスはベッドフレームに乗せて使います。一方、敷布団は床や畳に直接敷くこともできます。起床して使わないときはたたんでおくのが一般的です。
▼こちらの記事では、マットレスと敷布団のおすすめの選び方やどんな人におすすめなのかをまとめているので、ぜひご一読ください。

マットレスと敷布団の違いとは?役割・使い分け・併用のコツを解説
マットレスと敷布団の違いを徹底比較し、それぞれの役割や使い心地、メリット・デメリット、適した使用環境を解説します。
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マットレスとベッドマットの違い
ベッドマットとは、ベッドフレームの上に敷くものです。主に寝心地を調整するのに使います。寝返りを打ちやすくしたり、圧力を均等に分散し、快適な睡眠をサポートします。ベッドマットは、薄くてやわらかく、持ち運びしやすいものが多いです。
マットレスのメリット
マットレスのメリットには、クッション性が高いことと耐久力があることが挙げられます。マットレスは敷布団よりも弾力があります。そのため、身体への負担が少ない傾向にあります。寝返りしやすいため快適に眠れるでしょう。
また、マットレスは耐久性が高く、長く使えるものが多いです。スプリング入りのマットレスの場合、8~10年ほど使えると言われています。
▼こちらの記事では、マットレスの種類別の寿命や長持ちさせるコツをまとめているので、ぜひ参考にしてください。

ベッドマットレスの寿命は何年?交換目安や長持ちさせるコツや買い替え時期は?
マットレスの平均寿命や買い替えサイン、素材ごとの耐用年数まで徹底解説。知らずに使い続けていませんか?
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マットレスのデメリット
マットレスのデメリットには、収納しにくいこと、価格が高いことが挙げられます。マットレスの多くは、厚みと重さがあるため折り畳んで収納できないものが多いです。そのため、お部屋が狭い人にとっては、使いにくい場合があります。
また、価格もマットレスの方が高い傾向にあります。大手ECサイトにてシングルサイズの寝具を見ると、敷布団の相場が4,000~15,000円なのに対し、マットレスの相場は6,000~20,000円です。費用をできるだけ抑えたい人は敷布団を選ぶとよいでしょう。
自分に合ったマットレスの選び方
一口にマットレスといっても種類はさまざまです。自分に合ったマットレスを選ぶには、以下のポイントを確認して、商品を比較するとよいでしょう。
- ・素材
- ・サイズ
- ・かたさ・厚み
- ・反発力
- ・使い勝手の良さ
素材で選ぶ
マットレスの素材には、主に以下の4つがあります。それぞれに特徴があるため、自分の体質やライフスタイルに合ったものを選びましょう。
- ・スプリング
- ・ファイバー
- ・ラテックス
- ・ウレタン
スプリング
スプリングのマットレスとは、らせん状のバネが入ったマットレスを指します。また、スプリングのマットレスには「ボンネルコイル」と「ポケットコイル」の2種類があります。
ボンネルコイルは、バネ同士が連結しています。面で身体を支えるので、寝返りがうちやすいです。また、ポケットコイルは、独立したバネがいくつも敷き詰められています。点で身体を支えるため、フィットしやすいのが特徴です。
ファイバー
ファイバーのマットレスとは、樹脂の繊維でできたマットレスを指します。ポリエチレンやポリエステルの繊維を固めて作られています。ポリエチレン製の場合は、寝返りを打ったときに出る「キシキシ」とした音が小さいのが特徴です。ただし、熱に弱いため電気毛布や布団乾燥機を使う際は注意が必要です。
ポリエステル製の場合は、耐熱性が高いものの、マットレスのきしむ音がしやすい傾向にあります。
ラテックス
ラテックスのマットレスとは、ゴムの樹脂から作られたマットレスです。弾力があり、やわらかい寝心地です。特に天然のラテックスは耐久性が高いので、長持ちします。さらに抗菌作用があるため、カビやダニが繁殖しにくいのもメリットでしょう。
しかし、比較的重いため持ち上げたり片付けたりするのが難しい場合があります。また、ゴムの臭いが気になる場合もあるため、臭いに敏感な人は注意が必要です。
ウレタンマットレス
ウレタンのマットレスは、スポンジ素材が使われたマットレスです。ウレタンのマットレスには、「高反発」と「低反発」の2種類があります。高反発のウレタンマットレスは、寝返りが打ちやすく、耐久性が高いのが特徴です。ただし、人によってはマットレスが硬く寝にくいと感じることもあるでしょう。
一方、低反発のマットレスは身体にフィットしやすいため、包まれているような寝心地です。ただし、寝返りが打ちにくかったり、蒸れるような感覚を覚える場合があります。
▼こちらの記事では、ウレタンマットレスのメリットデメリットやウレタンマットレスの種類についてまとめているので、ぜひ参考にしてください。

ウレタンマットレスとは?|高反発・低反発の違い、通気性や耐久性についても解説
「ウレタンマットレスとはどんな素材?」「ウレタンマットレスのメリット・デメリットは?」と疑問を持っていませんか?この記事では、ウレタンマットレスの特徴について解説します。
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サイズで選ぶ
マットレスを購入する際は、忘れずにサイズを測りましょう。基本的にどのマットレスも長さは同じで、横幅が異なります。以下が一般的なマットレスのサイズです。
シングル |
97×195cm |
---|---|
セミダブル |
120×195cm |
ダブル |
140×195cm |
クイーン |
160×195cm |
かたさ・厚みで選ぶ
実際にマットレスに寝転んで選べるのであれば、ぜひかたさに注目してください。理想の寝姿勢は、首から腰にかけて背骨のラインがまっすぐな状態とされています。腰が大きく沈み込んでいたり、くびれ部分に大きな隙間ができたりしていないか確認しましょう。
また、自分の体型や好みに合った厚みのマットレスを選ぶことも大切です。厚さごとの特徴は以下の通りです。
7~9cm |
・マットレスとしては薄い ・体重が60kg未満の人に向いている |
---|---|
10~14cm |
・ウレタンマットレスのなかでは標準的な厚み ・壁に立て掛けて干すこともできる |
15~19cm |
・ウレタンマットレスのなかでは十分な厚み ・底つき感が気になる人に向いている |
20~24cm |
・スプリングマットレスだと最低限の厚み ・スプリングマットレスをできるだけ安く購入したい人に向いている |
25~29cm |
・耐久性が優れている ・高品質で高級感がある商品が多い |
反発力で選ぶ
マットレスを選ぶ際は、高反発か低反発かどうかも確認しましょう。高反発マットレスは、沈み込まずに跳ね返す力が強いマットレスを指します。比較的しっかりとした体型の人が向いています。寝返りがしやすく、身体に余計な力が入らないのが特徴です。
低反発マットレスは、もっちりとやわらかく身体にフィットするような感触がします。比較的細身の人が向いているでしょう。寝ているときに偏った圧力がかからないため、包まれるような寝心地です。
使い勝手の良さで選ぶ
収納のしやすさや通気性も、マットレスを選ぶうえで重要です。収納したり持ち運んだりする場合は、折りたたみ可能なマットレスを選びましょう。マットレスは通常厚みがあるため、持ち運びには不向きです。マットレスを頻繁に移動させるなら、折り目のあるタイプを選ぶとよいでしょう。
また、汗をかきやすい人は通気性にも注目してください。ボンネルコイルマットレスや、ファイバーマットレスは通気性がよく、清潔な環境を保ちやすいです。
マットレスおすすめ3選

ここでは、おすすめのマットレスを紹介しているので、あなたにぴったりの商品を見つけてみてくださいね。
8月17日まで「エアウィーヴ 夏の快眠フェア」を開催中!
今回紹介する商品も対象商品となっており、配送料や設置などが無料になるので、ぜひこの機会を逃さないでください!
エアウィーヴ ベッドマットレス S01

「エアウィーヴ ベッドマットレス S01」は、エアウィーヴのベッドマットレスのラインナップの中で、基本性能はそのままにお求めやすい価格で快眠をご体感いただけるモデルです。
カバーはオープンファスナーですべて外せて洗濯可能なので、清潔にお使いいただけます。もちろん、中材も洗うことができます。お風呂場やお庭で、水または40℃以下のぬるま湯で洗い流すだけでOK。
エアウィーヴ ベッドマットレス S04

「エアウィーヴ ベッドマットレス S04」は、3つからなる中材のパーツを自由に組み合わせることで、体型やお好みに合わせてカスタマイズ可能なベッドマットレスです。中材の硬さは、硬め、標準、柔らかめの3種類がそれぞれ割り当てられています。S04ひとつあれば、いつでも自分にぴったりの硬さ調節ができるので、おすすめです。
エアウィーヴ スマート Z01
「エアウィーヴ スマート Z01」は、寝返りのしやすさや体圧分散はそのままで、フローリングや畳の上に直接敷いて使える三つ折りマットレスです。一枚敷きで使用でき、朝起きたらコンパクトに畳んで収納できます。普段のお手入れは縦置きにして換気させるだけでOK。カバーも中材も洗えるのでいつでも清潔に保てます。
マットレスに関するよくある質問
ここからは、マットレスに関するよくある質問に回答します。
フローリングの上にマットレスを直置きしてよい?
フローリングの上にマットレスを直置きするのは、基本的に避けるべきです。マットレス内部に湿気がたまりカビが発生しやすくなります。また、湿気がこもることでマットレスがへたりやすくなります。
やむを得ずマットレスを直置きする場合、使わないときには立て掛けておくのがおすすめです。これによりカビの発生を抑制できます。また、厚みのある高反発なマットレスなら耐久性が高いため、へたりにくいでしょう。
▼こちらの記事では、マットレスの直置きで起きやすいトラブルや直置きによる劣化を防ぐアイテムも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

マットレス直置きはやめたほうがよい?起こりがちなトラブルと対策を解説
直置きで使うには複数の注意点があります。この記事では、起こりがちなトラブルとその原因、快適に使うための対策をわかりやすく解説します。
https://airweave.jp/blogs/column/column-mattress-directly-placed.html
マットレスを使う上での注意点は?
マットレスをお手入れする際は、天日干しするのは避けましょう。マットレスは日光に当たると変質し、通気性が悪くなったりする場合があります。特にウレタンは熱に弱いため、注意が必要です。天日干しは避け、日陰に干すようにしましょう。
また、マットレスの素材によっては丸洗いできない場合があります。丸洗いできないマットレスが汚れた場合は、固く絞ったタオルで汚れを拭き取り、しっかり乾燥させましょう。
マットレス選びと清潔な睡眠環境を実現する方法
この記事では、マットレスとはどんな寝具なのかを解説しました。マットレスは、コイルやウレタンなどで作られており、厚みがあります。通常、マットレスはベッドフレームに乗せて使うことが多いです。
エアウィーヴでは、高品質なマットレスを販売しています。エアウィーヴのマットレスは、独自技術を使用した「エアファイバー®」で構成されています。通気性抜群なので、ダニやアレルゲンが発生しにくいのが特徴です。さらに水洗い可能で、水または40℃以下のぬるま湯で汚れを洗い流せます。
気になる方人は、エアウィーヴのオンラインサイトをご確認ください。