友野なおから学ぶ ”眠る力”|睡眠コンサルタント
      友野なお

疲れているのに眠れないのはなぜ?
原因や対処法を紹介!

疲れているのに眠れないのはなぜ?原因や対処法を紹介!

どうしても眠れない夜って、誰にでもありますよね?
特に翌朝がいつもより早いときや、何か日中に過度なストレスがかかった日などはなかなかすんなり寝付けない場合が多いものです。
今回は、株式会社SEA Trinity代表で医学博士/睡眠コンサルタントの友野なおさんに、疲れているのになかなか眠れない原因と対処法について解説していただきます。

疲れているのに眠れない原因は?

眠れない理由は様々ですが、寝付きが悪い方の「翌日がゴルフのときに限って・・・」とか「イライラするSNSが目に入ってしまって・・・」という理由はこれまで本当に数多く聞いてきました。
ちなみに、かなりの睡眠上手だと自覚している私ですら、翌朝が物凄く早くて絶対に乗らなきゃいけない飛行機がある大事な仕事の前は、寝る前にやや緊張してしまうことがあります。
万が一起きられなかったらどうしよう」って、考えちゃうんですよね!
でもこういった心配は興奮モードの引き金になり寝付きを邪魔しますし、思考がネガティブになることでも交感神経が優位になり、頭がどんどん冴えて眠気が遠ざかってしまいます。
さらに、眠れない原因はこういったメンタル的なことだけでなく、季節的な影響も見逃せません。
夏場は高温多湿による気候の影響で体温が必要以上に上昇し、その結果として夜中に目が覚めてしまうケースもあるため、冷房は一晩中つけっぱなしがベストです。
電気代を気にして冷房をタイマーセットにしたり、つけないで気合いで乗り切ろうとしたりされる方もいますが、夜間の熱中症リスクは決して低くないのでおすすめできません。
体調を崩して医療費がかかるより、適切に冷房を使って良質な睡眠から心身の健康を守ったほうが経済的だと思いませんか?
また、頭寒足熱は快眠のキーワードなので、頭を冷やすアイテム枕カバー通気性の良い枕を使用するのがおすすめです。
実際に、更年期の女性で火照りが酷く、寝付きが悪いことにとても悩んでいた方がいたのですが、頭を意識的に冷やすようにしたら驚くようにスッと眠れるようになったと仰っていました。

寝坊が怖くて、寝る前に緊張している様子、暑くて寝苦しい様子の画像

疲れているのに眠れないときの対処法

いろいろな理由からどうしても眠れない夜は、いっそのことベッドから出て過ごすのがおすすめです。
眠れないのに静かで暗い寝室で悶々としていると、余計に不安感が強まってしまうこともあるし、何より翌日以降も「ベッド=休む場所」ではなく「ベッド=不安な場所」という意識付けが脳にされてしまうことに。
睡眠障害のリスクを避けるためにも、30分程度眠れていないなと感じたら、リビングに移動してのんびり過ごしましょう。
その際、パソコンやスマートフォンなどの明るい画面を長時間見続けないように注意してください。光の刺激を避けた単調な作業が眠れない夜にはもってこいです。
例えば読書や塗り絵、ネイル、洗濯物たたみ、編み物など。頭を使わない単調なことは脳をリラックスさせてくれるので、読書の内容も自己啓発本や謎解き的なものよりかは、1度読んだことのあるお気に入りの本や、ハッピーエンドの短めのお話などが良いでしょう。

まとめ

眠れない夜があると心配になってしまいますが、「そんな夜もあるさ!人間だもの!一晩くらい大丈夫!」軽く捉える気持ちも大事なので、眠れない夜がやってきたらぜひ自分にこの言葉をかけてあげてくださいね!

この記事の監修者

友野なお(Nao Tomono , PhD)
医学博士/睡眠コンサルタント
心理カウンセラー/株式会社SEA Trinity代表取締役
千葉大学大学院 医学薬学府 先進予防医学 医学博士
順天堂大学大学院 スポーツ健康科学研究科 修士
日本公衆衛生学会・睡眠学会 正会員
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順天堂大学大学院 スポーツ健康科学研究科 修士
日本公衆衛生学会、日本睡眠学会  正会員
産業心理カウンセラー

自身が睡眠を改善したことから重度のパニック障害とアトピー性皮膚炎を含む体質改善に成功したことを機に、睡眠の研究に没頭。

予防医学の中でも睡眠と心理学を専門とし、科学的エビデンスに基づく情報の発信や企業コンサルテーション、商品開発、執筆、全国での講演などを行い、これまで10万人以上を睡眠改善へと誘う。

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